2012年 09月 18日
歴史の宝庫、福井市美山地区の社寺!パート①
歴史のみえるまちづくり協会の出版物に『福井市歴史的建造物ガイドマップ(200円です)』があります。今年改訂版の予算がつき、市の歴史の道整備推進室と当協会で、美山・越廼・清水の3地区の社寺を加えるための作業に入っています。そこでまずは個人的にも現物を見ておこうと先日、美山の社寺を訪ねてみました。
感想としては、“なかなかいいですね・・・”。緑の山々を背景に点在している由緒ある社寺仏閣の姿。まだ訪れていない方にはぜひお勧めです。京都の観光寺のようにいつでも受け入れ態勢が整っているところとは違い、あくまでも自分で調べて、心静かに参拝する、というスタイルでしか廻れませんが、それもまた趣き深いものです。
その第一弾として、美山市波「本向寺」について。
右の写真は杉木立の中の参道で、登りつめた山門をくぐると、それはそれは立派な本堂があります。 (ご自身で確かめましょう)
ここは浄土真宗本願寺派の寺院で、このお寺の第五世了顕が、1477年吉崎御坊炎上の際、身を挺して親鸞聖人直筆の『教行信証』の「信の巻」を守ったという、かの有名な『本向坊了顕腹籠りの聖教』の、そのお寺なのです。
浄土真宗の檀家さんならご存知と思うのですが、・・・・・ナニ、知らない、それならば「吉崎御坊」と「本向寺」を尋ねてみてください、よくわかりますから。
「如来大悲の恩徳は身を粉にしても報ずべし」の教えのままなのです。
実はこの話は、ビッグコミックオリジナルのジョージ秋山作『浮浪雲』に、寺名や僧の名前は変えてありますが明らかにこの史実を題材にした一編があります。『浮浪雲』ファンの方ならさがしてみてはいかがでしょうか? by sohshosan
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感想としては、“なかなかいいですね・・・”。緑の山々を背景に点在している由緒ある社寺仏閣の姿。まだ訪れていない方にはぜひお勧めです。京都の観光寺のようにいつでも受け入れ態勢が整っているところとは違い、あくまでも自分で調べて、心静かに参拝する、というスタイルでしか廻れませんが、それもまた趣き深いものです。
その第一弾として、美山市波「本向寺」について。
右の写真は杉木立の中の参道で、登りつめた山門をくぐると、それはそれは立派な本堂があります。 (ご自身で確かめましょう)
ここは浄土真宗本願寺派の寺院で、このお寺の第五世了顕が、1477年吉崎御坊炎上の際、身を挺して親鸞聖人直筆の『教行信証』の「信の巻」を守ったという、かの有名な『本向坊了顕腹籠りの聖教』の、そのお寺なのです。
浄土真宗の檀家さんならご存知と思うのですが、・・・・・ナニ、知らない、それならば「吉崎御坊」と「本向寺」を尋ねてみてください、よくわかりますから。
「如来大悲の恩徳は身を粉にしても報ずべし」の教えのままなのです。
実はこの話は、ビッグコミックオリジナルのジョージ秋山作『浮浪雲』に、寺名や僧の名前は変えてありますが明らかにこの史実を題材にした一編があります。『浮浪雲』ファンの方ならさがしてみてはいかがでしょうか? by sohshosan
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by rekikyou
| 2012-09-18 15:22
| 歴史あれこれ